保育士として働きながら、家事と育児を両立させるのは決して簡単なことではありません。
多忙な日々の中で、効率的に時間を使い、ストレスを最小限に抑えることが求められます。
この記事では、現役保育士が実践している家事と育児の両立法や、効率的に過ごすためのヒントを具体的にご紹介します。
忙しい毎日を少しでも楽にし、充実した生活を送るためのアイデアをぜひ取り入れてみてください。
保育士が家事と育児の両立が難しい理由
フルタイムの保育士さんが家事と子育てを両立させることは大変なことです。
その理由は以下の通りです。
- 勤務時間が長い
- 体力を使う活動が多い
- 精神的なストレス
- 家事や役割分担がうまくいってない
詳しく解説してきます。
勤務時間が長い
保育士の仕事は早朝から夕方までの長時間に及ぶことが多く、勤務時間が非常に長いのが特徴です。
保育施設によっては残業や休日出勤が必要な場合もあり、家庭に戻る時間が遅くなることもあるでしょう。
そのため、家事や育児に充てる時間が限られてしまい、家族との時間や自分自身の休息時間を確保するのが難しくなります。
長時間労働が続くと、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積しやすく、家事と育児の両立が困難になります。
自宅に帰ってからも持ち帰りの仕事があることが多いので、その中で家事と育児はものすごく大変ですよね…
体力を使う活動が多い
保育士の仕事は、子どもたちと一緒に遊んだり、世話をしたりと、体力を使う活動が多く含まれます。
特に、園内外での活動、遊具の準備や片付け、時には抱っこやおんぶなど、身体的に負担がかかることが多いです。
仕事が終わった後には疲労が残りやすく、家に帰ってからの家事や育児に対するエネルギーが不足しがちです。
よって、家庭での役割を果たすことが難しくなり、両立が一層厳しくなる可能性があります。
精神的なストレス
保育士は、子どもたちの安全と成長を見守る重要な責任を負っており、精神的なプレッシャーも大きい職業です。
日々の業務の中で、親とのコミュニケーションや子どもの問題行動への対応など、さまざまなストレス要因があります。
このような精神的なストレスが蓄積すると、家事や育児に集中するのが難しくなり、気力が低下してしまいがちです。
精神的な余裕がないと、家庭内でのトラブルも増えやすくなり、両立がさらに困難になるでしょう。
私は気持ちに余裕がないと、子どもやパートナーに当たってしまうことも過去にありました…今思うと反省ばかりです。
家事や役割分担がうまくいってない
家庭内での家事や育児の役割分担がうまく機能していないと、保育士がすべてを一手に引き受けることになってしまいます。
パートナーや家族とのコミュニケーション不足や協力の欠如が原因で、家事や育児の負担が偏ってしまうかもしれません。
このような状況では、時間やエネルギーの管理が難しくなり、ストレスが増大します。
役割分担がうまくいっていないと、効率的に家事と育児をこなすのが非常に難しくなるでしょう。
保育士が家事と育児を両立させる方法
保育士さんが家事と育児を両立させるにはさまざまな工夫が必要です。
ここではその具体的な方法をご紹介します。
- 効率的なスケジュールを立てる
- 家族の協力を得る
- 家電グッズを活用する
それぞれ見ていきましょう。
効率的なスケジュールを立てる
保育士が家事と育児を両立させるためには、効率的なスケジュールを立てることが大切です。
週単位と日単位で予定を立て、家事や育児のタスクを時間割に組み込むことをおすすめします。
重要なタスクを優先し、時間の無駄を減らすことで、毎日の効率が大幅に向上します。
余裕を持たせたスケジュールにすることで、予期せぬ事態にも対応できる柔軟性を確保し、ストレスを軽減することが可能です。
家族の協力を得る
家事や育児を円滑に進めるためには、家族の協力が欠かせません。
家族が協力して家事や育児を行うことで、保育士の仕事が終わった後もスムーズに家庭生活を送ることができます。
例えば、パートナーや子どもと家事の役割分担を話し合い、明確にしておくことで、負担の分散が可能です。
また、家族とのコミュニケーションを大切にし、協力体制を築くことで、全員が家庭内での役割を理解し、積極的に参加するようになります。
自分一人で家事、育児を抱え込まないで、パートナーや祖父母などの協力を得るようにしていきましょう。
家電グッズを活用する
最新の家電グッズを活用することで、家事の効率化が図れます。
例えば、ロボット掃除機や食器洗い機、洗濯乾燥機などの便利な家電を導入することで、手間を大幅に減らすことができます。
また、スマート家電を活用して遠隔操作で家事を管理することも可能です。
それのより、時間と労力を節約し、その分を育児や休息に充てることができます。
家電グッズの活用は、日常の家事負担を軽減し、保育士が家庭での時間を有効に使うための強力なサポートとなります。
私は、家事負担を減らすために食洗機とルンバを購入しました。
めんどくさい家事から少し解消されて今はとても快適です!
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家事負担を軽減するためにぜひ活用してみてくださいね。
保育士が家事と育児を両立させる働き方
保育士が家事と育児を両立させるには働き方を変えるのも一つの方法です。
保育士が家事と育児を両立させるには
- パートで働く
- 派遣保育士として働く
- 理解のある園に転職をする
一つ一つ説明していきますね。
パートで働く
パートタイムで働くことで、保育士は家事と育児の両立がしやすくなります。
パート勤務はフルタイム勤務に比べて労働時間が短く、柔軟なスケジュールを組むことが可能です。
そのため、子どもとの時間や家事に充てる時間が増え、家庭と仕事のバランスを取りやすくなります。
また、働く時間帯を選べるため、育児のピーク時や家事の負担が多い時間帯を避けて勤務することができ、ストレスの軽減にもつながるでしょう。
私の職場では、独身の間は正職員として働いていて、結婚してお子さんが生まれたらパートで働く方が多かったです。
派遣保育士として働く
派遣保育士として働くことで、自分のライフスタイルに合った働き方ができます。
派遣の仕事は短期間や特定の時間帯での勤務が多いため、家事や育児との両立がしやすいです。
また、複数の職場での勤務経験を積むことで、柔軟な働き方や新しいスキルを身につけられます。
派遣会社を通じて、自分に合った条件の職場を見つけやすくなるため、家庭と仕事のバランスを保ちながらキャリアを積むことができるでしょう。
理解のある園に転職をする
家庭と仕事の両立を理解しサポートしてくれる園に転職することは、長期的な解決策となります。
育児や家事の重要性を認識し、フレキシブルな勤務時間や家庭優先の対応を提供してくれる園を選ぶことで、安心して働くことが可能です。
例えば、急な家庭の事情にも柔軟に対応してくれる園や、育児休暇制度が充実している園を選ぶと良いでしょう。
このような職場環境は、保育士としての仕事と家庭生活の両方を充実させるための重要な要素となります。
今働いている保育園の職場環境に問題があるなら、働きやすい園に転職するのも一つの方法です。
保育士の転職サポートは以下の通りです。
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働きやすい保育園に転職したい方はぜひ登録してくださいね。
まとめ
保育士が家事と育児を両立させるためには、効率的なスケジュール管理や家族の協力、便利な家電の活用、そして柔軟な働き方が重要です。
パート勤務や派遣保育士として働く、理解のある職場を選ぶなど、自分に合った方法を見つけることで、仕事と家庭のバランスを取りやすくなります。
これらのヒントを取り入れて、毎日をもっと楽に、充実させましょう。
忙しい日々の中でも、自分と家族の時間を大切にするための工夫をぜひ実践してみてください。