保育士さんって性格が悪い人しかいないの?
いいえ。そんなことはありません。
ですが保育士さんの性格は癖がある人が多いのは事実。
保育士みんな性格が悪いわけではないのでご安心ください
一般的に、保育士は家庭的で優しいイメージと言われています。
では、なぜ保育士さんは性格が悪いと言われるのか
その訳は、職場環境に問題があるからです。
こんにちは。元保育士で現在はWebライターのまぁこと申します。保育士経験は18年です。
この記事を読むとなぜ保育士が性格が悪いと言われるのか、その理由がわかります。
保育士をしていると性格が悪くなる理由
保育士の性格が悪くなってしまう理由は4つあります。
保育士の性格が悪くなってしまう原因
- 仕事が忙しすぎる
- 女性が多い
- ストレス
- ボス的な存在が1人でもいる
仕事が忙しすぎる
保育士の仕事は一般的に子どもと遊んでいるイメージをもたれがちですが、見えない労働があります。
保育以外の仕事は以下の3つです。
その他にも各行事の打合せや準備などたくさんの業務をこなさなければなりません。
日中は園児を保育してるので上記のような作業を行うのは午睡中や、勤務終了後に行うことになります。
午睡中は園児の連絡帳は必ず記入しなければいけないので、残りの時間でこのような業務を終わらせることができないと暗黙の了解で自宅に持ち帰っての仕事になります。
これでは家庭でも気が休まりませんね。
今は働き方が変わって、残業、持ち帰りなしの園もあるようです。
気持ちに余裕がなく業務中もイライラして、立場の弱い保育士に対して口調がきつくなってしまう場合もあります。
女性が多い
保育士は女性が多いので気の合う者同士での女子トークが盛んになります。
その中でも陰口や噂話など話すことでお互いの絆を深める傾向になり、必然的に仲間はずれや無視などいじめが起こる可能性があります。
ストレス
保育士は忙しさや対人関係のストレスを抱えやすい傾向にあります。
上記の記事でも書きましたが、やはり女性の職場なので、保育士同士のトラブルはつきものです。
特に複数担任のクラスは保育観が合わないなどの理由で衝突してしまう可能性もあります。
ボス的な存在が1人でもいる
保育年数を重ねていくとクラスで力のあるリーダー保育士が存在します。
そのような保育士は大抵口調がきつかったり、自己中だったりと難しい性格の人がほとんどでしょう。
特に新人保育士はその先輩に気に入られようと頑張ります。そうなると必然的に先輩保育士のマネをする傾向になっていくので徐々に性格がきつくなってしまいがちです。
性格が悪い保育士との関わり方
どんな職場にも性格に癖のある人は存在します。
性格の悪い保育士とはなるべく関わりたくないもの。ここでは3つの対策をご紹介します。
性格の悪い保育士とうまくやっていく方法
- 一定の距離を保つようにする
- なるべく噂話や陰口に参加しない
- 自分の悪口が聞こえても気にしない
以下で詳しく解説します。
一定の距離を保つようにする
性格が悪い保育士がリーダーの場合は距離を保つことは困難かもしれませんが、なるべくプライベートの話はしないようにしましょう。
何でもかんでも話してしまうと他のクラスに自分が話した内容が筒抜けになる恐れがあります。
自身の悪い噂など、ありもしないことも言われる可能性も。
ですが、多少のコミュニケーションは必要ですので当たり障りのない会話をするように心がけましょう。
なるべく噂話や陰口に参加しない
性格が悪い保育士は、たいてい職場の人の悪口を言うことで会話の主導権を持ちたい人がほとんどだと思います。
ですがここで相手の話に同調してしまうのはとても危険。
一緒に悪口を言う人だと思われてしまったり、裏で悪口を言っていたということが伝わってしまうことで自分にマイナスなことしか残らなくなります。
なので相手の悪口には参加しない、もしくはさりげなく聞き流すなどして対応しましょう。
もし自分の悪口が聞こえても気にしない
自分の悪口が運悪く耳に入ってしまっても気にしないようにすることが大切です。
新人時代ですと自分の悪口を聞いてしまったらかなりショックですが、こればっかりは自身のメンタルを鍛えるしかありません。
私も新人の頃は毎日辛くて車の中で泣いていました。
悪口を言う人は、自分に注目して欲しいという気持ちの表れでもあるので「また悪口が始まったな…ほっとこう。」のような心持ちで聞き流す力を身につけましょう。
どうしても辛い時は転職を考えて
明日仕事行きたくない…
毎日嫌味を言われて辛い…。もうメンタルがボロボロで現在の職場を続けることが困難であれば転職を考えましょう。
園長など信頼できる人に相談することで解決する方法もありますが、現状ではなかなか難しいものです。
私は新人時代にメンタルを壊してしまい半年で退職した経験があります。
ですが保育士の仕事は好きなのでさまざまな保育園で働くことで自分を見つめなおし、良い人間関係を築くにはどんなことに気をつけるべきか学ぶことができました。
身体を壊してまで今の職場を続ける必要はありません。
保育園によってそれぞれの特徴や環境が異なります。自分の性格や個性を発揮できるような職場で働くことが理想の保育につながります。