保育士は働いている保護者から大切なお子さんをお預かりしているのでとても責任のある大変なお仕事です。
現実問題、保育士の仕事は、勤務体制や待遇の悪さから良くないイメージをもたれがちです。
体力的、精神的にも辛いことがあることは確か。
ですが、それ以上に喜びや楽しいことがたくさんあります。
この記事を読むと保育士のやりがいと魅力や楽しさがわかるので、これから保育士として活動していきたい方の参考になります。
子ども達に関するやりがい・魅力
・子どもの笑顔を見たとき
・日々の成長を感じられたとき
・卒園児が遊びに来たとき
子ども達の笑顔を見たとき
保育士をしていて一番やりがいを感じたことは子ども達の笑顔が毎日見れること!
例えば入園した当時は毎日泣いていた園児が、日に日に泣かなくなり笑顔で登園してくれた時はとても幸せな気持ちになりました。
自分の存在が認められたことで保育士をやっててよかったなと思います。
日々の成長を感じられたとき
子ども達の成長を1年を通して見られることは保育士をしていて特にやりがいを感じるのではないでしょうか。
特に乳児クラスでは昨日出来なかったことが今日できるようになったりとちょっとした貴重な成長の瞬間を見ることができます。
また0歳児クラスで受け持っていた園児が年長になり、「あんなに小さかったのに…」と
今では小さい子ども達のお世話をしてくれるようになってくれるなど大きな成長を実感できます。
卒園児が遊びにきたとき
自分が受け持った園児が卒園して保育園に遊びに来てくれることは保育士にとってなによりも嬉しいもの。
成長した姿をみて、「あの頃はこうだったね」など思い出話などできることは自分が卒園させたという達成感を味わうことができます。
特に0歳児クラスから受け持っていた子はなおさら思い出深いのではないでしょうか。
リーダーとして大きな行事を成功させたとき
保育園ではさまざまな行事が行われます。
例えば毎月のお誕生会や季節の行事などさまざまな企画があり、その中でリーダーになる人には役割があります。
子ども達に喜んでもらえるような催し物の計画や、サブの職員にも仕事を割り振りするなど、リーダーは当日まで慌ただしい日々を過ごすことになります。
これにより、この行事が子ども達にとって大成功に終わることができた時は、一緒に組んだ職員と喜びを分かち合うことができるでしょう。
特に先輩や同僚に褒められた時は、達成感を味わうことができることが保育士としてやりがいを感じる瞬間ですね。
働いている保護者の手助けができる
近年は共働き家庭が主流になり保育園にお子さんを預ける保護者が増えています。
保育園では基本的な生活習慣を身につけることや、さまざまな子ども達と触れ合える環境にあるので家庭生活するうえでなかなか難しいことも実現できます。
例えば、近くに同年代の子どもがいない地域でも保育園でしたら子ども同士で遊んだり、ときには喧嘩したりと社会性を育てることができますね。
また保育園ではトイレトレーニングや正しいはしの持ち方など指導してくれます。
さらに、日中保育園で過ごしている様子などを連絡帳や口頭で伝えたりすることで、保護者からの感謝の言葉をいただいたりされると嬉しいものです。
お子さんがいる保育士に多いかもしれませんが保護者から育児の相談を受けることがあります。
自分が経験したことを活かし、保護者の気持ちに寄り添った提案をすることで悩みごとが解消される可能性があります。
保護者との信頼関係も築くこともでき保育士としてやりがいを感じることでしょう。
園長や先輩に一人前として認めてもらえたとき
保育士として年数を重ねることで1人担任として任されるようになります。それは園長や先輩に一人前として認めてもらえたという証拠。
複数担任の補助から経験していき、さらにさまざまな行事のリーダーをこなしていくうえでこの人には担任を任せれるということになります。
保育士の仕事は保育計画の作成や子ども達の季節の製作などたくさんあります。
今まで複数担任としてアドバイスを受けながら行ってきたことを、これからは自分で考えて全て行わなければなりませんね。
自分が考えた製作などを見て「子供らしくてとてもかわいいね。」など褒められると仕事のモチベーションもアップしていくこと間違いなし。
保育のセンスも磨けるようになりスキルアップにつながりますね。
まとめ
保育士は大変な職業ですが、たくさんのやりがいと魅力、楽しさがあります。
仕事量も多く責任が重いかもしれませんが、それ以上に喜びや感動をより体験することができます。
近年共働き家庭家庭が増え、保育士の需要が高まる一方保育士不足が問題になっています。
ですが、待遇や勤務体制など見直しされている園もたくさん存在します。
未来を拓く子ども達の為に保育士の仕事を始めてみませんか。