4月から子どもを保育園に預けたいです。見学の申し込みをしたいけど、ずっと育休で人と会話をしていません。電話対応で失敗しないか不安です……
お子さんの育児お疲れ様です。久しぶりの会話は電話といえ多少緊張するものです。できれば失敗しないでスムーズに進めていきたいですよね
元保育士の私が、保育園見学の電話対応について解説しますのでぜひお読みください。
保育園を選ぶ際、最初のステップとして電話での見学申し込みがあります。
しかし、どのように話しを進めればよいか、どんな準備が必要かわからず不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、保育園見学の電話申し込みで失敗しないためのポイントと見学時にチェックすべき重要なポイントを詳しくご紹介します!
保育園の見学って必要?
「保育園に子どもを入園させるとき見学は絶対しなきゃいけないの?」と疑問に思う保護者の方もいるかと思います。
結論としては保育園見学は非常に重要です。
なぜなら、実際に園の雰囲気や保育士の対応を確認することで、子どもに合った環境を選ぶことができるからです。
例えば、見学では園児達の様子や園内の清潔さ、セキュリティ面などをチェックできます。
これらの具体的な情報をもとに、安心して子どもを預けられる保育園を選ぶことが可能です。
保育園を選ぶ際、見学は非常に大切なステップとなります。
保育園見学の電話対応でよくある失敗例
保育園見学の際、電話対応での失敗例をいくつかご紹介します。
これから電話申し込みをされる保護者の方はぜひ参考にしてください。
電話対応の失敗例
- 事前準備不足
- 不都合なタイミング
- マナーが悪い
- 確認不足
1つ1つ見ていきましょう。
事前準備不足
電話をする前に準備不足だと必要な情報を伝えられず、スムーズな見学申し込みができません。
例えば、子どもの年齢や入園希望時期を事前にまとめておかないと適切な案内を受けられない可能性があります。
見学申し込みには、必ず必要な情報を整理しておきましょう。
不都合なタイミング
保育園の忙しい時間帯に電話をかけると、十分な対応を受けられない場合があります。
特に給食の時間や、閉園時間ギリギリのタイミングは避けましょう。
適切な時間帯は、平日の午睡時間(13時〜14時半)頃がベストです。
この時間は子ども達が落ち着いているため、電話対応がしやすい時間帯となっています。
マナーが悪い
電話対応ではマナーを守ることが大切です。なぜなら、保育園側の印象が悪くなるからです。
例えば、あいさつをしなかったり、話し方が乱暴だったりすると相手に不快感を与える可能性があります。
丁寧な言葉遣いとあいさつは電話対応の基本です。
確認不足
電話対応で確認不足だと、当日にスムーズな見学ができないことがあります。
日時や持ち物、場所などをしっかり確認することが大切です。
保育園見学の際、電話で確認しておくこと
保育園見学の際、電話で確認しておくことは以下の4点です。
電話で確認すること
- 見学に来る人数
- 当日の活動内容
- 持ち物
- 交通手段
詳しく解説していきます。
見学に来る人数
電話申し込みの際、見学に来る人数を保育園側に伝えておきましょう。
お父さん、お母さん、あるいは祖父母など、あらかじめ園側で人数を把握しておくと、対応もスムーズに行えます。
保育士は、お子さんの様子も確認する必要があるため、見学は子どもも一緒に連れて行きましょう。
当日の活動内容
保育園の見学では、日常の様子や特別な活動を把握できます。
例えば、歌の指導や運動会の練習が行われている場合があります。
事前に活動内容を知っておくことで、その保育園がどんな活動をしているのか観察することが可能です。
運動会や発表会など行事の練習がある期間は、園側で見学の対応が難しいという理由で断られる場合もあるので、しっかり確認をしておきましょう。
持ち物
見学に必要な持ち物もしっかりチェックすることも大切です。
例えば、「入園申込書」には見学を希望する園のサインを記載する箇所があります。
忘れずに持参しましょう。
また、スリッパや上履き、健康診断書などを持ってくるように求められる場合もあります。
事前に持ち物を確認しておくことで、スムーズな見学が可能です。
交通手段
保育園への交通手段についても確認しておきましょう。
園までのアクセス方法や駐車場の有無、交通機関などを事前に知っておくことで、見学当日の移動がスムーズになります。
また、保育園側からおすすめの交通手段があるかもしれないので確認しておくと便利です。
保育園見学で見るべきポイントは?
お子さんを保育園に預けるなら、子どもに合った良い環境で過ごしてほしいですよね。
ここでは、保育園見学でここは見るべき!というポイントをいくつかご紹介します。
それぞれの項目を解説していきます。
お子さんを保育園に預ける際の参考にしてくださいね。
保育環境
保育環境をチェックすることは重要です。具体的には、園内の清潔さ、安全性、遊具の充実度、教材の室などを観察しましょう。
子ども達が過ごす空間が快適で刺激的であるかどうかが、その成長に大きく影響します。
また、日当たりや換気の状況も重要なポイントです。
保育方針
保育園の保育方針を理解することは、子どもにとって最適な環境を選ぶために欠かせません。
例えば、自立心を重視するのか、集団活動を重視するのかなど、方針によって保育内容は大きく異なります。園の理念や目標、具体的なカリキュラム内容について確認しましょう。
保育士の様子
保育士の様子を観察することは、園の雰囲気を知る上で最も重要です。
保育士が子ども達とどのように関わっているか、子ども達の様子に気を配っているか、コミュニケーションを取っているかなどをチェックしましょう。
保育士の特徴や人数は、保育の質に関わるため、重要なポイントになります。
保育士さんの笑顔が少なかったり、疲れている様子だと、あまり余裕がない園の可能性もあるので保育士さんの様子は必ず見ておきましょう。
保育時間や延長保育
保育園の保育時間や延長保育の有無、条件などを確認することは、家庭のライフスタイルに合った園を選ぶために必要な項目です。
フルタイムで働く保護者の場合、延長保育が必要になることもあるため、詳細を把握しておきましょう。
給食・衛生管理
給食の内容や衛生管理の状況は、子どもの健康に直接関わるため、重要なチェック項目です。
園で提供されている給食の献立、栄養バランス、アレルギー対応、衛生状況などを確認しましょう。
手洗いや消毒の徹底など、日常の衛生管理についても観察することが大切です。
アレルギーのあるお子さんは、除去食など対応しているのかも聞いておくと安心ですね。
まとめ
保育園見学の電話申し込みでは、事前準備をしっかりと行い、明確な目的とマナーを持って対応しましょう。お子さんがこれから通うかもしれない園の場合、できるだけ失敗したくないですよね。
電話対応ではメモの準備もしておきましょう。
お子さんが通う保育園は、保護者の方が安心して働くことができる保育環境が望ましいです。
見学時には、保育環境、保育方針、保育士の様子、保育時間、給食や衛生管理などをしっかりとチェックしましょう。
これらのポイントを押さえることで子どもにとって最高の保育園選びが可能になりますよ。