

保育士は大変な仕事って聞くけど、具体的にどんなことが大変か知りたい…
そんな疑問はありませんか?
これから保育士の仕事を考えている方は、保育士として働いても仕事を続けていけるのかとても不安になりますよね。
保育士は子どもの保育が主な仕事ですが、実際現場に入ってみないと大変さはわからないでしょう。
しかし、保育士の大変さを事前に知ることで、さまざまな悩みや疑問が発生しても上手く対処できるかもしれません。

今回は、保育士の大変さや、働くうえでのストレス解消法、メンタルケアの仕方について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
保育士の大変なことって何?

保育士の主な仕事は子どもの保育です。
一般的には、ただ子どものお世話をしてるだけと思われがちですが、そんなことはありません。
保育士の大変さは以下の5点です。
保育士の大変さ
- 体力的な負担
- 経済的な負担
- ストレス
- 時間の制約
- 責任の重さ
それぞれ見ていきましょう。
体力的な負担
保育士は体力が求められます。
なぜなら、子ども達と走ったり、赤ちゃんを抱っこしたりすることが多いからです。
元気いっぱいの子ども達の相手は多くの体力を消耗します。
経済的な負担
保育士の給与は、仕事の大変さに比べると低い傾向にあります。
また、保育士の資格取得には費用と時間をかけなければなりません。
そのため、苦労や努力を重ねたにも関わらず経済的に報われないと感じてしまうでしょう。
ストレス
保育士は子ども達の感情や行動の管理を担っています。
集団生活では、子ども同士のトラブルや喧嘩、怪我などが起こることもあります。
また、子ども達が家庭での問題を抱えていた場合、その影響を感じることもあるでしょう。
それらの状況に対処するためには、保育士自身が子ども達に精神的なケアをする必要があります。
時間の制約
保育士の仕事は、子ども達が通う保育園や学校の開園時間に合わせなければなりません。
そのため、早朝から遅い時間まで働くことが多く、自分の時間や家族との時間が限られるという制約があります。
責任の重さ
保育士は子ども達の安全や健康、教育に関する責任を負っています。
万が一事故やトラブルが起きた場合、保育士自身の責任となる可能性があります。
そのため、常に気を配り、注意深く行動しなければなりません。
保育士に求められるスキル

保育士になるにはさまざまな能力が求められます。
保育士に必要なスキルは次の通りです。
保育士に必要なスキル
- 保育の知識
- 体力や健康管理能力
- プラス思考
- 指導者としての素質
- 共感を生む力
一つずつ解説していきます。
保育の知識
保育士は、保育の基本的な知識と子どもと関わるスキルが必要です。
例えば、遊びのアイディアや子どもへの言葉かけの工夫などを身に付けておくと実践でも役立ちます。
子どもの発達や保育原理をしっかり学んでおくと保育士としてのスキルも高まっていくでしょう。
体力や健康管理能力
保育士は体力と体調を崩さないための管理能力が必須です。
保育園では子ども達が感染した風邪や病気をもらいやすい仕事でもあります。
また、子どもと1日中遊んだり、活動の準備や片付けで重い荷物を運ぶこともあるでしょう。
そのため、保育士は体力と健康管理が重要になります。
プラス思考
子ども達と関わる以上、いつでもプラス思考な気持ちが大切です。
新人のうちは慣れない業務に失敗して「自分の対応が甘かった」「どうしてだめだったのだろう…」と悩んでしまいますよね。
失敗は成功のもとといったプラス思考に捉え、次も頑張ろうと前向きな気持ちが必要になります。
子ども達が笑顔で過ごすためには、ポジティブな保育を心がけましょう。
指導者としての素質
保育士は指導者として子ども達を惹きつける能力が必要です。
リーダーとして、子ども達をしっかりまとめることで円滑なクラス運営をすることができます。
また、新人保育士が入職してきた場合、自身がまとめ役となり、日常保育や行事の計画を進めなければなりません。
リーダーシップを発揮し、若い保育士さんに教えることで園全体の業務が効率的に行われるでしょう。
共感を生む力
保育士は子どもの気持ちに共感し、受け止める力が大切です。
そのためには、子どもの想いを汲み取りながら日常保育を行う必要があります。
また、保護者対応や保育士同士の連携が必要なときも同様のスキルが求められます。
子どもや大人、両方に対して共感を生む力は保育士に必須の能力と言えるでしょう。
その他にも保育士はピアノ伴奏、お遊戯会で使う衣装作りなど、ここに書いていること以外にもさまざまなスキルが必要なんです…

保育士のストレス解消方法


保育士ってめっちゃ大変そう…私でも続けていけるのかな?
大丈夫です!保育士の仕事は大変ですが、適度にリフレッシュすることで無理なく働くことができます!
ここでは保育士のストレス解消方法をご紹介しますね!

保育士のストレス解消法
- 運動・大声を出す
- 同じ境遇の友人とおしゃべりをする
- 非日常生活を楽しむ
- 仕事として受け入れる気持ちを持つ
それぞれ見ていきましょう。
運動・大声を出す
体を動かすことや大きな声を出すことで、セロトニンやβエンドルフィンといった幸せホルモンが脳内に分泌され、ストレスが軽減できます。
例えば、園児と歌をうたったり、運動したりして日常保育を活用してストレスを解消する方法もあります。
同じ境遇の友人とおしゃべりをする
仕事終わりや休日は友人とおしゃべりをしてストレスを解消しましょう。
特に他の園で働いている保育士の方とのおしゃべりはとても効果的です。
同じ境遇の保育士との会話は、日々のストレスやイライラを共感しあえるのでリフレッシュになります。
非日常生活を楽しむ
休みの日は、非日常生活を楽しみましょう。
例えば、旅行好きの方はいつもと違う雰囲気の中で時間を忘れて過ごすことで心が癒されます。
なかなか連休が取れない場合は、日帰り旅行もおすすめです。
あなたが夢中になれることや感動できることに没頭する時間は心の原動力となるでしょう。
仕事として受け入れる気持ちを持つ
働くうえで必要なコミュニケーションを取らなければ仕事はできません。
もし、相性が合わない相手でも「仕事上の付き合い」と割り切って接することが大切です。
保育士は特に人間関係に悩まされることが多いですが、仲良しの友人のように付き合いたいと考えていると、悩みは解決できないでしょう。
同僚にあまり深入りしすぎず表面的に円滑な関係を築くことができれば働きやすい環境を維持しやすくなります。
保育士の大変さを理解し無理なく働くことが大切!

今回は、保育士の大変さや、ストレス解消法、メンタルケアについて解説しました。
保育士は子どもの命を預かる大切な仕事です。
子ども達一人一人に寄り添いそれぞれの関わりが求められます。
元気な子ども達を1日中相手にするので体力も必要になります。
そして、保育に関してのさまざまなスキルも身に付けなけれななりません。
さらに、時間の制約や、人間関係のストレスに悩まされることも少なからずあるでしょう。
ストレスを解消するためには以下の方法を試して見てくださいね。
保育士のストレス解消法
- 運動・大声を出す
- 同じ境遇の友人とおしゃべりをする
- 非日常生活を楽しむ
- 仕事として受け入れる気持ちを持つ
保育士の仕事は大変ですが、とてもやりがいがあります。
ぜひこの記事を参考に保育士の仕事に役立ててくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。